【リリース直前】「本物」のローグライク、elona mobileが面白い

Elonamobileのトップ画面 作品解説・考察

はじめに

モバイル版Elona画面

(モバイル版Elonaの画面。PC版と比べてかなりアプリ向けにリメイクされており、別ゲーと言ってもいいほど。もちろんUIもスマホ向けに大きく刷新されている。これだけでも開発元の愛と本気度が伺える)

2021年4月20日、公式の開発も止まっていたElonaだが、ついに『Elona Mobile』つまりモバイル版のリリースが決定した。

『Elona』は個人制作のフリーゲームとしてリリースされ、2021年4月現在でも完結していない。しかし、その人気はまさに爆発的と言うべきもので、PC版の開発から10年経過した今年になっても攻略Wikiが頻繁に更新されているほど。

今回はそんな自由度と中毒性が高すぎるローグライクゲーム『Elona mobile』の魅力を、新規プレイヤーにもPC版の古参プレイヤーにも分かりやすくお伝えしたいと思う。

数回に分けて連載するつもりなので、ぜひ付いてきて貰えると幸いだ。

ローグライクとは

あなたが生粋のゲーマーなら、「ローグライク」という言葉を一度は聞いたことがあるはずだ。

知らない方のためにざっくり説明すると、ローグライクとは「風来のシレン」「トルネコの冒険」シリーズに代表されるような、「不思議のダンジョン」系のゲームシステムを指す(10代の方はイメージ付きづらいかもしれない)。

日本では、毎回ダンジョンに登場する敵・アイテムの種類や配置が変わる、中毒性が非常に高いゲームを主にローグライクと呼ぶことが多い。

そんなローグライクのゲームがファミコンやゲームボーイといった時代から出ていた中、2007年頃に登場しPCゲーマーたちの間で話題となったのが、フリーゲーム『Elona(エローナ)』だ。

エロ、と聞いて興奮する紳士がいるかも知れないが、エロゲーに分類されるような軟派なゲームではないので安心(?)して欲しい。

PC版Elona画面

(PC版Elonaのダンジョン画面。相手が一歩動けばこちらも一方動くというのが基本のシステムだ)

Elonaの魅力 ~本物のローグライクの面白さ~

PC版ElonaのWorld画面

Elonaのゲームの目的は、一言で言ってしまうと「レシマスと呼ばれるダンジョンを攻略する」のがゴールだ。

冒険者としてノースティリスの世界に降り立ったプレイヤーは、王都パルミアの王から依頼を受け、レシマスと呼ばれる奇妙なダンジョンの調査へと向かうことになる。

これだけ聞けば「なんだ、ただのRPGか」と思う方も多いかも知れない。

しかし、Elonaの最大の面白さは、自動生成されたダンジョンを攻略しより良い装備を見つける、ローグライク的なシステムの面白さにある。

私がElonaを「本物のローグライク」と称した理由が大きく分けて3つある。

キャラクリエイトの自由度が高く、同じ冒険がない

ElonaMobileのキャラクリエイト画面

(進化したElona Mobileでのキャラクリエイト画面。PC版と同様人種・職業を選択できるのに加え、それぞれの特徴もひと目で分かるように改良されている)

Elonaで操作する冒険者はキャラ・クリエイトのシステムを採用しており、プレイヤー自身で細かく設定して生み出すことができる。

キャラクリエイト自体はドラクエ・FFシリーズやダークソウルシリーズ・スカイリムシリーズなど、今となっては真新しさのないシステムだ。しかし、これが案外凝っているのだ。

最初にプレイヤーは人種と職業を決める。(ヴァリアントと呼ばれるMODを入れれば、さらに選択肢を増やせる)イェルスなら銃の扱いが得意、エウダーナなら魔法が得意、妖精なら重いものは持てないが非常に回避に優れているなど、これだけでも相当な組み合わせができる。

Elonaでの異名選択画面

(面白いのは、作成したキャラの2つ名も決められること。自分で決めるのではなく、ランダムに組み合わされた言葉の中から選ぶというのも斬新で、ロールプレイ好きにはたまらない)

生み出したキャラは、プレイヤーの分身の冒険者としてノースティリスの世界に降り立ち、旅をすることになる。

冒険者はダンジョンに潜り、自分の得意な武器やスキルを駆使しながらモンスターを倒していく。遠距離が得意なキャラは敵を近づけないプレイが求められるし、肉弾戦が得意なキャラは遠距離からの魔法に怯えながら戦うことになるため、頭脳を使ったシミュレーション要素も豊富だ。

プレイヤーごとに全く異なるキャラを作成することになり、また冒険の様子も大きく変わってくるというのも、このゲームならではの魅力だ。

不思議のダンジョンシステムで生成されるダンジョンとモンスター、そしてアイテム

Elonaのアイテムドロップ

(鉛ヘルム、布ヘルムといったように、装備は素材名+種類で表され、さらにレアリティがいくつもある。手に入るアイテムはほぼランダムのため、何度もダンジョンを探索するのが楽しみになってくる)

ランダムダンジョンの最大の魅力は、「入るたびに新鮮さを感じること」だ。

最初に述べたとおり、Elonaは不思議のダンジョンシステムを採用したローグライクゲームだ。プレイヤーは潜るたびに、地形や敵が変わるダンジョン(ネフィアという)に潜り、最下層のボスの撃破やランダムに生成されるアイテムを入手しようと冒険を進める。

冒険する度に違う風景を見て、違うものを得られるというのは、それだけで広大な世界を旅している気持ちになる。

何にも縛られずに冒険ができる、自由度の高さ

Elona Mobileの自由度の高さ

(モバイル版にもしっかり再現された化物の見世物小屋。このモンスターの枷を外してしまうこともできる)

Elonaがローグライクとして成功した理由(と私は判断している)の一つとして、その自由度の高さがある。クリアまでの期限や制限が無いため、プレイヤーはいきなり最難関のダンジョンに潜ることもできる。

メインストーリーは一応存在するものの、街の依頼をひたすらこなしてお金稼ぎをしてもいいし、ダンジョンで強い敵を求めて冒険を繰り広げてもいい。お気に入りの相棒や仲間を探しに行くのも良い。

また、自由度の高さはシステム面だけでなく、世界観にも強く現れている。ゲーム内のチュートリアルで人肉を食わされたり、女の子を平然とペットにしたり、町中で核爆発を起こしたりと、開発者もやりたい放題のゲームなのだ。

自由度が高すぎるのが、Elonaの最大の魅力といってもよい。

Elona Mobileのストーリークエストがすごい

(余談だが、Elona mobileではPC版と比べて、各町のストーリークエストがしっかりと作成されている。町のストーリーを進めていくうちにつれて、その街の住人と知り合いになったりと、愛着が湧くこと間違いなしだ)

おわりに

Elona Mobileのスタート画面

基本無料アプリ「Elona Mobile」の事前登録・ダウンロードはこちら→ Android版IOS版

(なお、この記事は特に依頼を受けて書いたわけではない。完全に私の趣味だ)

今回は無料の名作ローグライクゲーム「Elona」そして大幅なリメイクが行われた無料アプリ「Elona mobile」に共通する面白さ、魅力をかいつまんでご紹介した。

今となっては、ただでさえ「ローグライク」という言葉が分かりにくいのに、「ローグライト」なる、よくわからない造語まで生まれてしまうほど。しかし、私は「Elona」こそが本物のローグライクと胸を張って言える。

PC版は少し古い印象も受けるが、面白さは折り紙付き、さらに無料でプレイできるので、気になった方はPC版、アプリ版ともにぜひ一度プレイしてみるのがおすすめだ。

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